いまさらながらの駄文

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「麻希のいる世界」映画の感想

ほとんど映画など見ない人間ですが、素人乙といわれると思いますが、感想を書いてみたいと思います。
ネタばれありますので、ご注意ください。


最初から素人意見ですが、ちゃんとした映画、シネマという印象を受けました。卒業生がこのような映画に出演していることは感慨深いです。
予算はかけていないとは思いますが、どこかのアイドルが事務所パワーで出ているなんちゃって映画ではなく本格的な映画だと思いました。

カットなども引き込まれる演出なども多くありました。
海辺の小屋に二人が訪れて、しばらく二人の会話だけで小屋だけが映っているシーンから、二人が夕日の海岸に向かってはしゃぎながら走っていくシーンは美しいと思いました。

ここからはネガティブなコメントとなりますが、まず、由希が麻希にあんなに惹かれる理由がよくわかりませんでした。直観でそうなのだと言われればそれまでですが、ほぼ初対面でありながら人間性の深いところまで関わろうとするのが???となりました。

由希が元々難病にかかっていて、もう少しで完治するかもという状況ですが、全くといいほど病人らしさがなかったのもうーんという感じです。

演技面では感情が高ぶって叫ぶシーンが多すぎるという印象があり、少し演出が安っぽくなってしまったのではないかと思いました。

傷害事件?、声がでなくなる、記憶喪失、社会的地位の失墜、自殺未遂など負のイベントのオンパレードは草、という感じです。こういう無理やりな設定でも結局は由希の想いは伝わらない、という絶望感を出したかったのかと思いましたが、ストーリーはもう少し改善できる部分もあったのではないかと思いました。


素人の戯言を書いてしまいましたが、それでも卒業生2人が全力で演技をしたことについては良いものを見たと思いました。
前の記事でも書きましたが特に日髙さんのポテンシャルには今後もとても期待しています。