いまさらながらの駄文

いまさらながらさくら学院関係のことについて駄文を書くブログです

さくら百人一首(1) 人はいさ 心も知らず ふるさとは~

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞむかしの 香ににほひける

 
さくら百人一首百人一首の歌をラップ調にアレンジしたさくら学院の曲です。
なかなか聞きごたえがあり、中には「よ~!」という能の掛け声のような効果音もあり、面白い曲です。
初代の武藤会長が百人一首が好き、ということから、倉本校長の受業を通じて生まれた曲です。(ただし私はそのドキュメントは見ていませんが。)
ひょんなことから百人一首の解説を読んでいるうちに、さくら百人一首で取り上げた歌のさくら学院との関係性が(個人的に)面白く思えてきました。

 

今回はさくら百人一首で最初に取り上げられる歌です。初代は武藤会長、2016年時は倉島会長がパートを担当。

ちょっと差がつく『百人一首講座』紀貫之(35番)
https://ogurasansou.jp.net/columns/hyakunin/2017/10/17/1182/

上記の解説を読むと(面白いのでぜひ読んでいただきたい)、昔よく訪れていた場所に久しぶりに行ったら、そこの主人に「ここの花(梅)は変わらないが、あなたはどうなんです?(ずいぶんご無沙汰してたね)」と言われた際に、歌の作者がそれに対して梅の枝を手にとって、

「あなたも私を忘れてたんじゃないの~、花の香は変わらないけどね!」

とやり取りをしたようです。なるほど~小粋なものです。

この歌における花は梅ということで桜ではありませんが、さくら学院にあてはめると、さくらメンから父兄(オタ)に「どこかのアイドルに推し変してたんじゃないの~」と言われた際に、勘違いした父兄が「フッ、君たちも随分変わってしまったね」とアホな返事をしたというところでしょうか。